SOD酵素で活性酸素を除去するために知っておくべき事

SOD酵素で活性酸素を除去するために知っておくべき事

SOD酵素とは、呼吸するごとに体内に発生する活性酸素を除去する働きをしてくれます。

(抗酸化酵素。別名:酸化還元酵素とも呼ばれています。)

私たちが呼吸時に体内に取り込んでいる酸素の内、

約2%程度が活性酸素(スーパーオキサイドアニオンラジカル(O2-))へと変化します。

この「活性酸素」が、強い酸化作用をもたらします。

 

肌のシミやそばかすや、老化の原因になるばかりか、様々な病気の原因になりえる可能性があります。

SODが注目されているのは、この活性酸素を分解・無毒化する作用があるとされているためです。
この記事では、SODとは一体どのようなもので、どうすれば摂取できるのかについて書いています。

※本記事で掲載している活性酸素は「スーパーオキサイドアニオンラジカル」の事を指しています。
 その他の活性酸素「過酸化水素」「一重項酸素」「ヒドロキシルラジカル」には、言及しておりません。

 

目次

 

SOD酵素とはどういったものなのか?

SOD酵素とはどういったものなのか?

SODは、正式名称「Super Oxide Dismutase」(スーパー オキサイド ディスムターゼ)と呼ばれるもので、前述の通り、体内の活性酸素を取り除き、身体の酸化を防ぐ「抗酸化作用を持つ酵素」です。

元々は私たちの体の中に存在している酵素の一つですが、私たちの周りを取り巻く様々な環境汚染や、食品添加物、精神的なストレスなどにより、体内の活性酸素量が増大傾向にある人が増えています。
そのため体内のSODだけでは除去しきれない人が多いと言われています。

活性酸素が身体に増え続ける事で、現代人を悩ませる様々な成人病・生活習慣病(3大疾患含む)、アレルギー症状、肌荒れ、老化、抜け毛、血行不全などの弊害が生じる恐れがあります。

 

しかし活性酸素は、身体から完全に無くなれば良いというものではなく、適量であれば外部から侵入した細菌やウイルスから身体を守ってくれます。

活性酸素とSODは、あくまでバランスよく体内で共存するのが理想です。

ただSODは、年齢と共に体内の生産量が減少し、30~40代になると体内で生成されなくなっていきます。
そのため、体外から活性酸素を抑制する物質を摂取する必要があります。

 

SOD酵素は食べても体内に取り込めない

SOD酵素は食べても体内に取り込めない

高分子タンパク質であるSOD酵素は、経口摂取で体内に取り込んでも、消化の過程で失活してしまいます。

そのためSOD酵素、そのものの機能を持ったまま体内に取り込む事ができません。

※古い英語の文献ですが、

マウスにSODの錠剤を食べさせても肝臓と血漿のSOD活性レベルの上昇は見られなかったという論文がありました。[出典元1]

活性酸素の分解力を高めるにはSODと似た働きをし、経口摂取で体内に取り込んでも、

活性酸素の分解機能を保持できる栄養素を摂る必要があります。

 

実は私たちが身近に食しているもの中に、SODに似た働きをする栄養素が含まれている食品が多々あります。

体外からそれらの食品を摂取する事で、前述のような身体に起こる弊害をある程度防止する効果が期待できます。

では、SODを補う働きのある食品とは一体どんなものがあるのでしょうか?

 

抗酸化作用が認められてるビタミン・ミネラルとその食品

抗酸化作用が認められてるビタミン・ミネラルとその食品

下記に体内の抗酸化を手助けするビタミンとそれらを豊富に含む食品をご紹介します。

これらを摂る事で、活性酸素による酸化をある程度抑制する事ができます。

 

【抗酸化ビタミン】ビタミンE、ビタミンC、β(ベータ)カロテン(ビタミンA)


ビタミンEを多く含む食品

・ナッツ類

→ピーナッツや落花生、アーモンドなど

【大豆】

【青魚】

サンマ、イワシ、アジ、サバ、ニシンなど

【植物油】

ひまわり油、綿実油、紅花油、米ぬか油、とうもろこし油、なたね油など

 

ビタミンEをサプリメントで摂取する際の注意

通常の食事で、ビタミンEの摂りすぎを指摘された例はありませんが、サプリメントによる過剰摂取の弊害は出ています。

1日の摂取目安を守っていれば特に気にする事はありませんが、もし過剰に摂取している場合、下記のような副作用が生じます。

・出血時に血液が止まりにくくなる。

・骨粗しょう症になりやすい。

[出典元2]

 


 

ビタミンCを多く含む食品

主に緑黄色野菜や果物に多く含まれます。

 

ビタミンCを過剰摂取した場合の影響

ビタミンCは水溶性ビタミンのため、多く摂り過ぎたとしても尿と共に体外に排出されます。

また1度の食事で身体に営業が出るほどの大量のビタミンCを摂取するのは、現実的に起こりにくいため、
サプリメントなどで一時的に摂り過ぎた場合に、下記のような症状が起こる可能性があります。

・下痢や吐き気、腹痛など。主に胃腸などの消化器官に影響が生じる。

[出典元3]

 


 

β(ベータ)カロテン(ビタミンA)を多く含む食品

しそ、モロヘイヤ、人参、パセリ、バジル、茹でたホウレンソウ、明日葉、茹でた春菊、よもぎなど

 

乾物類では、

味付け海苔、抹茶粉末、焼き海苔、青のり、唐辛子など

相対的に、乾物類の方がベータカロテンが多く含まれています。

 

β(ベータ)カロテン(ビタミンA)を過剰摂取した場合の影響

ベータカロテンを構成するカロテノイドは、ビタミンAとして供給されるため、
ベータカロテンとしての不足や過剰摂取はなく、ビタミンAの不足・過剰摂取として表れます。

サプリメントなどで、ビタミンAを過剰摂取した場合に起こる症状

・吐き気、頭痛など

[出典元4]

 


 

【抗酸化ミネラル】マンガン、亜鉛、銅、鉄

マンガン、亜鉛、銅、鉄は、SODの生成に必要なミネラルです。

SODには、補酵素として使用しているミネラルによって生成されるSODが厳密には異なります。

マンガンから生成される「マンガンSOD」、亜鉛・銅から生成される「亜鉛・銅SOD」、鉄から生成される「鉄SOD」など、複数種類のSODが存在します。

これらのSODに関する詳細は、本記事では割愛しますが、
上記のミネラルを含む食品を摂取する事で、活性酵素の除去する効果をもたらします。

 

マンガンの多く含む食品

・水分40%以上を含む食品

生姜、葉生姜、日本茶(玉露)など

・水分40%未満の食品

煎茶の茶葉、乾燥したあおさ、乾燥した青のりなど

 

マンガンを過剰摂取した場合の影響

サプリメントなどの過剰摂取により、健康障害を引き起こす可能性あり。

[出典元5]

 


 

亜鉛を多く含む食品

・水分40%以上を含む食品

生牡蠣、豚肉(レバー)、ほや、牛肉(肩)、カニ缶など

・水分40%未満の食品

ビーフジャーキー、バルメザンチーズ、煮干しな、ピュアココア、たたみいわしなど

 

亜鉛を過剰摂取した場合の影響

サプリメントなどの過剰摂取により、急性障害を起こす可能性があり、

過剰摂取が続いた場合、銅の吸収を阻害し銅欠乏症による貧血を起こす可能性がある。

[出典元6]

 


 

銅を多く含む食品

・水分40%以上を含む食品

牛肉(レバー)、しゃこ、ほたるいか、桜えび、いかの塩辛

・水分40%未満の食品

干しえび、ピュアココア、カシューナッツ、フォアグラ、ごま

 

銅を過剰摂取した場合の影響

サプリメントなどの過剰摂取により、嘔吐や下痢などの中毒症状を引き起こす恐れあり。

[出典元7]

 


 

鉄分を多く含む食品

・水分40%以上を含む食品

豚肉(レバー)、鶏肉(レバー)、レバーペースト、パセリ、はまぐりの佃煮

・水分40%未満の食品

乾燥青のり、乾燥ヒジキ、乾燥きくらげ、あさりの佃煮、煮干し

鉄分を過剰摂取した場合の影響

サプリメントなどの過剰摂取により、肝臓などの内臓に鉄が沈着し、障害を引き起こす恐れあり。

[出典元8]

 

SOD様作用食品とは?

SOD様作用食品とは?

「SOD様作用食品」とは、SOD酵素の作用をもたらす食品の事を指します。

SOD酵素を含む食品と勘違いされがちですが、
実際にはSOD様酵素と呼ばれる、SOD酵素と同じような働きをする成分を含んだ食品の事を指します。

上記でご紹介した、ビタミン・ミネラルを含んだ食品も対象になります。

代表的なものでは、「ルイボスティー」や「青汁」などがあります。

 

ルイボスティー

ルイボスティーには、上記でご紹介したビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。

市販でも多くのルイボスティーが販売されていますが、
なるべくオーガニックのルイボスティーをおススメします。

農薬(化学肥料)や添加物を含んでいると、活性酵素を摂取する要因となるためです。

[出典元9]

 

青汁

青汁は、ルイボスティーよりもさらに豊富な種類があります。

青汁を選ぶポイントは、下記の通りです。

  • 農薬(化学肥料)や添加物を極力含んでいないもの
  • 不足しがちな緑黄色野菜や上述したビタミン・ミネラルを多く含んでいるもの
  • 毎日飲むものなので、なるべく飲みやすいもの

特に青汁独特の青臭さが最も強いのが「ケール」です。

栄養価は非常に高いのですが、どうしても毎日飲むのが辛い場合は、
「大麦若葉」や「明日葉」などを多く使った青汁が、飲みやすくておススメです。

 

当店でも、青汁やルイボスティーの茶葉、健康食品・サプリメントとしてのSOD食品を取り扱っております。

ご興味のある方は下記ページをご覧ください。

https://www.natural-pharmacy.jp/jp/item/list?keyword_pc=SOD%E9%85%B5%E7%B4%A0&x=0&y=0

 

SOD酵素を摂る際の注意点

SOD酵素を摂る際の注意点

酵素は基本的に熱に弱い

SOD酵素のみならず、酵素は基本的に熱に弱いため、加熱処理をする事で活性酵素を除去する効果が弱くなります。

上記でご紹介した、生野菜やフルーツから摂取できるビタミン・ミネラルなども、

熱を通すことで抗酸化作用が弱まるものもあるため、生で食べられるものはそのまま食べる方が良いです。

 

継続的に摂り続ける必要がある

SODのみならず、酵素は毎日摂り続けないと効果を実感しにくいです。

しかし毎日それなりの量の野菜やフルーツを食べるのは、かなり大変ですので、
ミキサーにかけてスムージーにして毎朝飲む方も多いです。

できれば生の食品から摂るのが理想ですが、
それも大変な場合は、サプリメントや健康食品で摂るのが最も手軽です。

サプリメントや健康食品で摂る場合は、
なるべく化学合成されていない天然由来の成分を含むものを選ぶ方がいいでしょう。

 

まとめ

上記でご紹介させていただいた内容を元に考えると、

バランスの良い食事を心がける事で、ある程度活性酵素に対する対策を出来ている事になります。

また本来は呼吸をする事で生じていた活性酵素ですが、

環境汚染、食品添加物、精神的なストレスなどでも増大する傾向にあるため、

なるべくそういった環境や食品を、出来るだけ避けるようにする努力も必要です。

 

出典元

1.Med Biol. 1984;62(5):285-9.

   https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/6530902

2.「統合医療」情報発信サイト – 厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』

 http://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c03/11.html

3.「統合医療」情報発信サイト – 厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』

   http://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c03/09.html

4.「統合医療」情報発信サイト – 厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』

   http://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c03/06.html

5.栄養素別食品一覧 – マンガンの多い食品

 http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/manganese.html

6.栄養素別食品一覧 – 亜鉛の多い食品

   http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/zinc.html

7.栄養素別食品一覧 – 銅の多い食品

 http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/copper.html

8.栄養素別食品一覧 – 鉄分の多い食品

  http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/iron.html

9.日本SOD研究会「ルイボスティー」[PDF]

   http://www.sod-jpn.org/pdf/rooibos.pdf

 

関連記事

SOD酵素ってご存知ですか?

https://www.natural-pharmacy.jp/jp/static/sp/sod/

 

 

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